| データ番号 | Q05521-A04 |
|---|---|
| 題名 | 実話譚 - あやかしの火 - |
| 題名(ヨミ) | ジツワタン - アヤカシノヒ - |
| 時間 | 2分34秒 |
| 話者 | :1919年生 |
| 収録年月日 | 1975-08-02 |
| 収録地 | 長崎県上県郡上対馬町 |
| 収録者 | 稲田浩二 |
| OWC | AB10 |
| 日本昔話タイプ | *伝説 |
| 概要 | 「あやかしというものはおるばい・・・・・そういううかばれん霊が集ってですね 火をたいて語らいをしよっただろう、こういう事でございます。」 あやかしというものは難破したり海でなくなった人達の霊のなせる事であろう。富ヶ浦の品木島の方へ網を干していた。雨まじりの強い北風になったので網をとり入れようとゆくと、おこぜの浦という小さな浦に大きな火をたいて十人ばかりの人がしきりに話し合っている。その話は何か全く解らない。こちらから大声で呼んでみても反応がない。あくる日その場所にいっても火をたいた跡がない。 |