| データ番号 | Q05488-A10 |
|---|---|
| 題名 | たたりの話 |
| 題名(ヨミ) | タタリノハナシ |
| 時間 | 4分13秒 |
| 収録年月日 | 1975-08-01 |
| 収録地 | 長崎県上県郡上対馬町 |
| 収録者 | 稲田浩二 |
| OWC | AB10 |
| 日本昔話タイプ | *伝説 |
| 概要 | 「(女声)ほな私がひとつおもしろい話を・・・私達の生れる前でしょう・・・・・そげして昔は祈祷されました。」 おくめという女と、豊に住むある男が非常に良い仲になる。心中しようという事になるが女が海に飛び込んだ後、男はどうしたか逃げてしまう。その後女の霊がそこの人々にたたり、とり殺すという。何故かその男にはとりつかない。ある女性が寝込んでしまって、家も衰えていく。山伏に頼んで三日三晩の祈祷をすると、おくめという女性がとりついているという。流灌頂(ながれかんじょう)の舟を作り流せ、という。そしてそのありがたいお経を読んでくれという。サンキチ(河童の名)船頭でおくめも乗ったかお吉も乗ったかお菊も乗ったかやれ乗れそれ(ら)乗れワブ(?)でこねくれこねくれやれ押せそら押せと、その舟を出し、三日三晩の御祈祷をした。 |