日本昔話資料:稲田浩二コレクション
データ番号 Q05488-A05
題名 河童と筍の味噌焼
題名(ヨミ) カッパトタケノコノミソヤキ
時間 3分17秒
話者 :1904年生
収録年月日 1975-08-01
収録地 長崎県上県郡上県町
収録者 稲田浩二
OWC AB10
日本昔話タイプ ITタイプなし
概要 「かわった話をするぞ・・・・・とっさの思いにはそういう事をやったというこれで話はおわり。」
トロクという所では河童がよく人を騙したり悪さをするという。佐須奈の人がトロクの方へ沢山田を持っている。手入れをするのに通っていては大変なのでそこに小屋を建て、仕事をする。ある日山へ筍を取りにゆく。その筍の一番おいしい処を味噌焼にして食べている。河童の子達が小屋の入口で中をみている。何を食べている。筍というものだと言って、彼らに大きな青竹をのこでひいて、それを味噌煮にして出してやる。爺の方は筍をうまそうに食べる。河童達に爺の歯の強いのに舌を巻いて去る。