| データ番号 | Q05486-A04 |
|---|---|
| 題名 | 運定め - 男女の運 -;炭焼き長者 - 再婚型 - |
| 題名(ヨミ) | ウンサダメ - ダンジョノウン -;スミヤキチョウジャ - サイコンガタ - |
| 時間 | 7分30秒 |
| 話者 | :1904年生 |
| 収録年月日 | 1976-11-15 |
| 収録地 | 沖縄県八重山郡竹富町 |
| 収録者 | 稲田浩二 |
| OWC | AC09 |
| 日本昔話タイプ | 【IT145B;炭焼き長者-再婚型】 |
| 話形分類 | TA. 産神問答, 炭焼長者・再婚型;ME. 運定め話 |
| 概要 | 「あの家にもよ、腹もった女が二人おったて。・・・・・せみになってから、しぇんしぇんと鳴くて。」 男が旅先で泊まった家で、神様が、「今夜隣り同志で男の子と女の子が生まれたが、女の子は御膳五、六膳の運,男の子は下男になる運だ」と言うのを聞く。男が家に戻ると、男の子が生まれていたので、男は、女の子の運(徳)にあやかろうと、二人を結婚させることにする。 子供が成長し、夫婦になり、女の運で、裕福に暮らす。女が麦飯を炊いて持っていると、夫は、こんなものが食えるかと怒る。麦が一番上等なのに怒られてはたまらないと、女は家を出て、粟と米を持って、山の炭焼きのところへ行き、頼みこんで女房にしてもらう。炭焼きのところから金が出て、夫婦は金持ちになる。昔の夫が、行商に来たので、女房は麦飯を出す。昔の夫は、ひもじそうにそれを食べる。女房が私のことを知っているかと聞くと、昔の夫は、「しぇん、しぇん、しぇん」(知っている、知っているの意)と言って、後ろすがりになって、木の上にのぼって蝉になってしまった。 |