| データ番号 | Q05485-A16 |
|---|---|
| 題名 | 旅学問 |
| 題名(ヨミ) | タビガクモン |
| 時間 | 3分17秒 |
| 収録年月日 | 1968-07-28 |
| 収録地 | 大分県大野郡野津町 |
| 収録者 | 稲田浩二 |
| OWC | AB54 |
| 日本昔話タイプ | 【IT1078;旅学問】 |
| 話形分類 | TA. 旅学問;ME. 旅学問 |
| 概要 | 「家中にウラツイちょったけ やっぱりそのブ方に・・・・・終り」 臼杵のいなば公が参勤交代をするそのお伴に連れていってもらう。日頃から、学問をしていないので旅をしながら道中色々と学んでいこうという。船宿に着くと、「上京の御様子でございますが帰国はいつの御予定でございますか」そこで江戸へゆく事を上京、帰る事を帰国。次の旅籠で「お茶菓子をお取り下さい」と言って干柿が出る。そこで柿の事お茶菓子。伏見に着いた時、鳥居を「これが稲荷の鳥居じゃ」そこで赤いのが稲荷の鳥居、城の改修で石を拾っている「やったりしょ とったりしょ」と言っている。そこで石の事を「やったりしょ とったりしょ」。物乞いが、「熊野ののかんじん」そこでもらう事をくまののかんじん。(子供が?)死んだ猫を引っぱりまわして、「三毛猫じゃ三毛猫じゃ」そこで死んだという事を三毛猫という。それらを留書いちいちして帰る。帰って、親父さんが柿の木へ登って落ちる。そこで江戸道中学問の成果を発揮しようと医者に手紙を書く。「うちの親父が、お茶菓子の木に上京致し候うあいだ、ただちに帰国のみぎり、やったりしょとったりしょういぶっつかり稲荷の鳥居をくっくっとはき出し、こうやく一さじ熊野のかんじん早うきて下され、三毛猫に相成るべく候う。」とやった。 |