日本昔話資料:稲田浩二コレクション
データ番号 Q05485-A15
題名 吉四六話 - 馬買いと天昇り -
題名(ヨミ) キッチョムバナシ - ウマカイトテンノボリ -
時間 1分55秒
収録年月日 1968-07-28
収録地 大分県大野郡野津町
収録者 稲田浩二
OWC AB54
日本昔話タイプ 【IT653;吉五の天昇り】(後半のみITタイプ認定)
話形分類 TA. 吉五の天昇り
概要 「ん、馬買いいった・・・・・そげぇ危ねえちうなら止めましょう。いい事固[ま]ったか?」
吉四六さんが、馬を買いにゆく。すると、この馬一足十三里とかいてある。一足十三里なら、あっちこっちしていつまで経っても野津につけないから止めよう。竹田と美坂が十三里、人に竹田から美坂まで何里と尋ねながら進んでゆくとどこまで行っても十三里、仕方なく宿に泊まってあくる日尋ねると、ここから美坂まで何里?答えてくれる。一晩寝てる間にこんなに来たか。そんなら、すぐと家に帰る。これからは二つ通りあるが坪土(?)をもってきて踏み固めてもらう為、某日吉四六の天昇りとはり紙をする。みんなよってきて、危ないというと、そんなら止めましょうとおりる。下地はいい具合に踏み固められる。それと田を練らす話とがある。