日本昔話資料:稲田浩二コレクション
データ番号 Q05476-A05
題名 餅は本尊様
題名(ヨミ) モチハホンゾンサマ
時間 2分1秒
話者 :1898年生
収録地 兵庫県多紀郡篠山町
収録者 稲田浩二
OWC AB38
日本昔話タイプ 【IT598;和尚と小僧-餅は本尊】
話形分類 TA. 餅は本尊様;ME. 和尚と小僧
概要 「けちな和尚がね・・・・・こぼんが食ったと」
けちな和尚がいた。檀家からもらうおはぎを一人で食っていた。小僧たちはそれがほしく、るすの間にぬすみ食いして あんを阿弥陀様の口にぬっておいた。和尚が帰って来て[おはぎが]ないのをみつけ、小僧を起こしたら、阿弥陀だという。和尚はうそをいうな、とおこったが、阿弥陀をなぐると「くわん くわん」といった。そこで池に沈めると「こぼん(小坊主)こぼん」といった。