| データ番号 | Q05470-A01 |
|---|---|
| 題名 | 猿婿入り |
| 題名(ヨミ) | サルムコイリ |
| 時間 | 6分6秒 |
| 話者 | |
| 収録年月日 | |
| 収録地 | 島根県能義郡広瀬町 |
| 収録者 | 稲田浩二 笠井典子 |
| OWC | AB42 |
| 日本昔話タイプ | 【IT210A;猿婿入り-嫁入り型】 |
| 話形分類 | TA. 猿聟入;ME. 猿聟入 |
| 概要 | 「とんと昔があったげな、・・・・・昔こっぽり。(笑い声)そういうやつのよう言う事よう聞いて頭のええ子にならないけんけな」 娘三人持った爺が山へ木を切りにゆく。帰り、猿が道に出て通さない。爺は仕方なく娘三人おるが好きなのをやると言う。家に戻って、寝込んでいると、上の娘が食事をすすめにくる。猿の嫁にいってくれれば食べる。そげな事ぁやめた糞くってたなあがりといってゆく。次の娘も同じ、末の娘は、嫁にゆくという。鏡とはんどとなわを用意させる。猿が迎えにくる。平生の道をゆかずまわり道をする。川を渡る時わざと鏡を落とす。嫁入りに大切な鏡を落とした拾ってくれというと猿は大急ぎで川の中へ入る。はんどに水が入り、猿はおぼれて死ぬ。娘は無事家に帰る。 |