日本昔話資料:稲田浩二コレクション
データ番号 Q05467-A02
題名 石童丸
題名(ヨミ) イシドウマル
時間 2分17秒
収録地 奈良県山辺郡山添村
収録者 稲田浩二
OWC AB39
日本昔話タイプ *伝説
概要 「二人遊んでいたらな、本妻と妾さんと・・・・・名高いいうてな」
本妻と妾が遊んでいたところ、頭の毛が蛇になってからみあっていた。それをみた夫の加藤左衛門繁氏は高野山に登った。その子の石童丸は父をたずねて高野山に行った。今同心はいませんか、とたずねたが、名をきかれ、父の名をいう。実はたずねられた人こそ父だったのだが、そんな人はいない、とおい返した。下の茶屋でいた母は 病気で死んでいた。再び高野山に登って石童丸は繁氏の弟子になり高野山でくらした。二人で作った地蔵は親子地蔵といって今でも高野山にある。