日本昔話資料:稲田浩二コレクション
データ番号 Q05466-A05
題名 狐女房;信田妻
題名(ヨミ) キツネニョウボウ;シノダヅマ
時間 1分37秒
話者
収録年月日
収録地 奈良県山辺郡山添村
収録者 稲田浩二
OWC AB39
日本昔話タイプ 【IT225A;狐女房-離別型】
話形分類 TA. 狐女房・二人女房型
概要 「その信田の森の狐さん・・・・・そんな話ききましたわ。」
信田の森の狐に、ほれている人がいた。本妻が親の所に行っている時、早く帰ってこいと書いた手紙は途中でみなほれている人がとり上げ、本妻の所に届かなかった。その間にとうとう狐に嫁にもらってもらい、本妻を帰らせなかった。(ママ)狐との間に子供ができたが、ある日、子供は母の尻尾をみつけた。狐はそれを恥ずかしいと思って「恋しくば また尋ねておいで 昼は信太の森で住む」と歌を口や手で かきのこして(いなくなった)。