| データ番号 | Q05453-A02 |
|---|---|
| 題名 | 米出し大黒 |
| 題名(ヨミ) | コメダシダイコク |
| 時間 | 3分59秒 |
| 話者 | :1900年生 |
| 収録年月日 | |
| 収録地 | 愛媛県八幡浜市 |
| 収録者 | 稲田浩二 |
| OWC | AB48 |
| 日本昔話タイプ | 参考【IT53;狛犬の贈り物】 |
| 話形分類 | |
| 概要 | 「山へなぁ~・・・・・よう動かんようになってしもうた」 おじいさんとおばあさんが山で畑うちをしていると、お大黒様が畑の中から出てきた。土を洗って鼻の穴がつまっていたのを掃除し、えびす棚に上げたとたん、鼻の中から米がポロリポロリと落ちた。一日で二人が食べる程出たので、炊いてお供えをして食べた。毎日食が足りているのを、隣村の悪いおじいさんとおばあさんがきき、確かめにきた。一日二日借してくれ、と借りて帰った。一月たっても返しに来ないので、おじいさんがとり返しに行くと、隣村のおじいさんは狭いへやで首から上だけ出して米に埋まって動けなくなっていた。米をもっと出そうと思って小さい鼻の穴を大きく広げたためだった。 |