日本昔話資料:稲田浩二コレクション
データ番号 Q05450-A04
題名 鳥飲み婆
題名(ヨミ) トリノミババ
時間 1分44秒
話者 :1894年生
収録年月日
収録地 岐阜県加茂郡白川町
収録者 稲田浩二
笠井典子
OWC AB31
日本昔話タイプ 変形【IT1211;鳥食い婆】
話形分類 TA. 鳥呑爺;ME. 鳥呑爺
概要 「山へ行ってね、欲ばりのお婆さんがね・・・・・つうつうつうってって、鳥の鳴き声がしたもんで」
欲ばり婆が、山へ、爺の隠していた、こぶち(鳥をとる仕かけ)を見に行き、ひとと、という鳥をつかまえて、爺に内緒で、焼いている。爺が山から戻ってきたので、婆は生焼けのまま食べる。婆が、お腹が痛くなってうなっているので、爺はさすって、おへその穴から鳥の尻尾がでているのを見つける。ひっぱると、「ぴんちょう じゃらら つうつうつう」という。婆は爺に隠しごとをしたので、ばちがあたって鳥の尾を出していた。それが、いつまでもとれなかった。[屁を?]見せものにして、金をもうけた。