日本昔話資料:稲田浩二コレクション
データ番号 Q05450-A02
題名 もよおしものは屁
題名(ヨミ) モヨオシモノハヘ
時間 1分55秒
話者 :1894年生
収録地 岐阜県加茂郡白川町
収録者 稲田浩二
笠井典子
OWC AB31
日本昔話タイプ *世間話
概要 「がんこな爺さんで、気分が悪うなって、・・・・・あるあるといったもんでね、そういう結果になったちゅうてね。」
がんこな爺が気分が悪くなり、医者に診てもらうと、「近頃、もよおしものはありますか」と聞かれるので、わけがわからぬまま、「あるある」と答える。医者が「したを出しなさい」と言うので、下の方をめくってみせる。医者は、あとで薬をとりに来るように言って帰る。それから爺は、『もよおしもの』を家中で捜し、青物屋や荒物屋へ行って捜すが、見つからない。小僧が薬をもらってきたので、爺が飲むと、屁がどんどん出て食欲が出てきた。『もよおしもの』というのは、屁のことだった。わからないことは、何でも聞き返さないといけない。