日本昔話資料:稲田浩二コレクション
データ番号 Q05448-A10
題名 拾われた金仏
題名(ヨミ) ヒロワレタカナブツ
時間 2分9秒
話者 :1894年生
収録地 岐阜県加茂郡白川町
収録者 稲田浩二
笠井典子
OWC AB31
日本昔話タイプ *伝説
概要 「あるところにね、あのー、かじやさんがね・・・・・よしみつ、よしすけを両脇に今でもまつってあるわね。善光寺様に。そういう伝説やね」
鍛冶屋が、金仏を融かすが、一日、ふいごにかけても、融けない。腹を立てて、なんばが池という池へ捨てる。よしみつ(人名)よしすけという兄弟が、夜中に通りかかると、「よしみつや、よしすけや」と呼ぶ声がして、後光がさしている。兄弟は、金仏を拾いあげて家に戻り、立ち臼の上に金仏(実は善光寺様)をまつる。それが評判になって、今の善光寺も、よしみつよしすけをを両脇にまつってある。