日本昔話資料:稲田浩二コレクション
データ番号 Q05445-A04
題名 蛇の仇討ち
題名(ヨミ) ヘビノアダウチ
時間 2分32秒
話者 :1899年生
収録年月日 1971-12-04
収録地 富山県氷見市
収録者 稲田浩二
笠井典子
OWC AB26
日本昔話タイプ *伝説
概要 「蛇ちうものは冬の寒中ね、おらんもんや、・・・・・こう言うてとうとう、その蛇に命を取られたと、そういう話ありました」
爺が正月、宮参りにゆくと雪の上を白蛇が這っている。寒中に蛇は出るもんでないので神の使いに違いないと懐に入れる。すると蛇は爺の腹に巻きつき、しめ出した。青い顔をして家に帰ると皆で蛇をどうかしようとする。すると蛇が、爺が百姓をするうちに叩き殺した蛇で、今日はその仇討だといい、とうとう爺をしめ殺してしまった。