| データ番号 | Q05444-A07 |
|---|---|
| 題名 | 竜神の文使い |
| 題名(ヨミ) | リュウジンノフミツカイ |
| 時間 | 2分48秒 |
| 話者 | :1899年生 |
| 収録年月日 | 1971-12-04 |
| 収録地 | 富山県氷見市 |
| 収録者 | 稲田浩二 笠井典子 |
| OWC | AB26 |
| 日本昔話タイプ | 変形【IT54;貸し椀淵】 |
| 話形分類 | |
| 概要 | 「行商に行ってま、色々売って帰ってくる時に・・・・・横着な者がおったと。その為に神様が、怒られたがやとね」 越中の宇波の出の行商人が諏訪湖のそばで宿をとる。夢枕に白い髪の老人に宇波のほら穴の竜神と親せきであるから、手紙を持っていってくれと頼まれる。竜神様は村人が願かけると必ずきいてくれたもんだという。例えば婚礼の膳を十貸して欲しいと頼むと、あくる日は穴の前に用意してある。ところがその手紙を持ってきて以来、竜神様はもう願い事をきいてくれなくなった。借りた物を返さなかった人がいるという。 |