日本昔話資料:稲田浩二コレクション
データ番号 Q05444-A04
題名 盗賊の館
題名(ヨミ) トウゾクノヤカタ
時間 2分50秒
話者 :1897年生
収録年月日 1971-12-04
収録地 富山県高岡市
収録者 稲田浩二
笠井典子
OWC AB26
日本昔話タイプ 【IT338;子守り唄内通】
話形分類 TA. 子守唄内通;ME. 子守歌内通
概要 「村里はずれた、はずれてさみしい通り[峠]の民家にたどりついて泊めてもらった、・・・・・かわいい娘さんの機知でお坊さんが助けられた話」
村里はずれたさみしい一軒家に一人の僧が宿を頼む。そこは盗賊の館でその坊さんの持物を剥ぎとる相談をしていた。町からさらわれてきた娘がそれを聞いて、その僧の部屋の所へ行って子守歌をうたって知らせようとする。リンカージン(隣家人)とガカジン(我家人)と談ずるところ もんすりは禅僧害すという事じゃ 草津の上のソウコ(草がんむり)とり、山に山を重ぬべし と、ふしをつけて歌うている。これに感づいて逃げのびたという話。