日本昔話資料:稲田浩二コレクション
データ番号 Q05432-A02
題名 猿とガニの餅争い
題名(ヨミ) サルトガニノモチアラソイ
時間 3分27秒
話者 :1902年生
収録年月日 1971-07-23
収録地 鹿児島県鹿児島市
収録者 稲田浩二
笠井典子
OWC AB56
日本昔話タイプ 変形【IT527B;餅争い-餅盗み型】
話形分類 TA. 猿蟹餅競争;ME. 餅争い
概要 「むかあ、むかあ、猿どんと蟹どんとあったちな、ガニどん ガニどん・・・・・顔が赤おしたやち、あこうしょたやち、ほんのおとしばなし」
猿と蟹がいる。猿とカニが餅をつこうという事になった。カニは川のもんだから米を都合してこい。猿は山のもんだから杵を用意してこい。カニが帰ると若い嫁さんが米を洗っている。尻をはさんで米をとってくる。猿も杵をもってくる。餅をつくと猿は1人で食べようと思い木の先につけて食べよう、そうすれば三倍もうまくなる、とカニに言う。木の上で1人で食べようとしていたのがボッテリと下に落ちてしまう。下でカニがそれを食べる。