日本昔話資料:稲田浩二コレクション
データ番号 Q05430-A03
題名 二十三夜の話
題名(ヨミ) ニジュウサンヤノハナシ
時間 3分44秒
話者 :1877年生
:[1877年生]
収録年月日 1971-07-25
収録地 鹿児島県大島郡大和村
収録者 稲田浩二
OWC AC04
日本昔話タイプ *伝説
概要 「昔あるあたん、二十三夜に・・・・・ことですがね。」
二十三夜をおがむようになった動機の話。昔、ヤマト(日本本土)に帆ばい船が交っていたころ、旧の二十三日に台風がきたので、炊事係の親が夜どうし、子供の無事を祈った。子供も舟で神に祈っていた。とうとう舟が割れてしまったが、その子は板につかまって島にたどりつき、奇跡的に助かった。だから日本本土に親戚が行っている時や旅行にいく時は、各家庭全部二十三夜を拝むことになった。