| データ番号 | Q05428-A04 |
|---|---|
| 題名 | 金の瓜種 |
| 題名(ヨミ) | キンノウリダネ |
| 時間 | 2分29秒 |
| 話者 | :1906年生 |
| 収録年月日 | 1971-07 |
| 収録地 | 鹿児島県鹿児島市 |
| 収録者 | 稲田浩二 |
| OWC | AB56 |
| 日本昔話タイプ | 複合【IT429;金の瓜種】. 【IT807;難題問答-鳴る手はどちら】 |
| 話形分類 | TA. 金の茄子;ME. 金の茄子 |
| 概要 | 「王様の嫁がほら、王様のとじかれん、うわっしゃったとや・・・・・でん手がなたんちちゃにちでん手がなたんちばたっちうちからやぱり王様(ウオーサマ)のくゎーじゃんから」 王妃がお腹が大きくなって、王様の前で屁をひった。それでもどされてしまった。そして男の子が産れる。その子が大きくなって「瓜種いらんかー」と売て王様のところへゆく。どういう風にするのかと問うと屁をひらない人間に植えさせないと芽が出ない、と言う。人間と生まれて屁をひらない人がいるのかというと、私の母が屁をひったと言ってどうしてもどしたのですか、王様は、前出掛けた時田植えの所で餅をあっちの手のを転がしてこっちの手のを転がして食べていた子がいた。馬から降りて、そうして餅を転がすと味が変るかと尋ねると両手を打ってどっちが鳴ったと聞いた。あの賢い子だったんだ。 |