| データ番号 | Q05426-A05 |
|---|---|
| 題名 | 手なし娘 |
| 題名(ヨミ) | テナシムスメ |
| 時間 | 8分51秒 |
| 話者 | :1906年生 |
| 収録地 | 鹿児島県鹿児島市 |
| 収録者 | 稲田浩二 |
| OWC | AB56 |
| 日本昔話タイプ | 【IT178;手なし娘】 |
| 話形分類 | TA. 手無し娘;ME. 手無し娘 |
| 概要 | 「いわん兄弟あるしまんの兄弟三つありすだと・・・・・」 兄弟三人いる。上と下が男、中が女であったが非常に美しい娘だった。兄が嫁を迎えるがその嫁は妹の美しさを嫉む。弟に兎をとってこさせ、ボロでそれを包み床下に埋める。兄が旅から帰ってくる。村人もみな迎えに出るが嫁は妹に茶をわかせる為に家におらせる。兄は不審に思う。嫁が悪策を弄す。妹がしたと言って床下のうさぎを見せる。それは人間の赤子のように見える。兄は妹の手を切って追い出してしまう。両手を失って歩いていると分限者の庭に桃などが沢山なっている。それを食べようとする。親切な主人でお茶を飲ませたり色々する。そこの息子と結ばれて子が産れるが夫は旅に出ていない。夫に知らせる為に手紙を子供にもたせる。途中で泊めてもらった所が手無し娘の生家であった。手無しの女の産んだ子の事を知らせる。手紙だと聞いて兄嫁はその手紙に手無し子が産れたと書き替える。帰りにもその使いの子供に寄るように言う。夫が返事を書いたのを又、兄嫁が書き替える。家を出すようにと書かれた手紙で子をおぶって娘は出てゆく/→テープなし 川の傍に白髪の爺が立っていて「川から流れてくる花を「花とって下さい」と言いながらとろうとしなさい」と教えられる。その通りにすると始めは一方の手がはえ次にはもう片方の手がはえる。山奥のお寺 |