日本昔話資料:稲田浩二コレクション
データ番号 Q05426-A04
題名 日当山と医者
題名(ヨミ) ヒナタヤマトイシャ
時間 1分46秒
話者 :1906年生
収録地 鹿児島県鹿児島市
収録者 稲田浩二
OWC AB56
日本昔話タイプ 【IT870;法事の使い】
話形分類 TA. 法事の使;ME. ぐつの話
概要 「日当山のてったいやまぁとらっきちちうのなにしゃのなぁ・・・・・日当山や日当山ちゃ困る日当山ちゃあるがや」
日当山の父親が病気になる。兄が日当山に医者を呼びにやる。黒い着物に黒い帽子をかぶっているのが医者だから、途中の道にからすがいた。一緒に来て下さいというと飛んでいってしまった。帰ってそう言うと、医者様は座っている途中、牛に会う。道の傍に坐っている。医者様うちの親が病気なので一緒に来て下さい。モウと言うばかり。帰ると、ではお前は風呂の用意でもしていろ、兄が医者を連れてくる。お風呂へ入ってもらうのに何をくべる、そこいらのもの何でもくべろ、お医者様の下駄からみなもしてしまったそうな。