日本昔話資料:稲田浩二コレクション
データ番号 Q05426-A01
題名 日当山のくやみ言葉
題名(ヨミ) ヒナタヤマノクヤミコトバ
時間 1分41秒
話者 :1906年生
収録地 鹿児島県鹿児島市
収録者 稲田浩二
OWC AB56
日本昔話タイプ 変形【IT1019;馬見舞い】
話形分類 TA. 枯木見舞
概要 「んがしし、又とじのやまらん、牛が死んじゃんからんあんまがもりしねんば仕方ねっば 身は一斥・・・・・オヤのモリシじゃもんいやどんウンチキにゃにゃややおらにゃこれよりゃんちとじゃらったんちてながしんみたいち」
日当山の妻の実家で牛が死んだという。見舞にゆくが挨拶の言葉が解らない。妻より「仕方がないので身は一斤ずつ肉を売って、骨や中身を出来るだけ食べて元気にして下さい」と教わる。里へ行って言われた通りする。里の親達からも見直されるのだが妻の母親が死んだという。妻はすぐ走り帰ってしまう。挨拶の仕方が解らないので牛の時と同じように挨拶をして妻は実家へひきとられて、1人で暮らしてたそうな。