日本昔話資料:稲田浩二コレクション
データ番号 Q05416-A02
題名 牛方山姥
題名(ヨミ) ウシカタヤマウバ
時間 6分22秒
話者 :1888年生
収録年月日 1971-08-27
収録地 山形県西置賜郡白鷹町
収録者 稲田浩二
OWC AB16
日本昔話タイプ 【IT352;馬子と山姥】
話形分類 TA. 牛方山姥;ME. 牛方山姥
概要 「昔あったけどな・・・・・トービント」
よう蔵(?)という牛方が峠にかかると山の方から「よう蔵、よう蔵から(?)芋一本おいてけー」と聞こえる。それがなくなると「牛をおいていけー」。逃げてゆくと家がある。その家に隠れていると化けが帰ってくる。甘酒を暖める。はりの上からおにがら棒ですすってしまう。餅を焼く。牛方が食ってしまう。今日は火の神か、火箸の神さんか食ってしまう。腹もいい事だから石のからとうで寝ようか、木のからとうで寝ようか、木のからとうで寝る。牛方は鍋に一杯湯を沸かし、穴をあけて湯を入れる。静かになったのであけてみると足駄の化け物であった。だから、どこへでも足駄を投げるもんでない。