日本昔話資料:稲田浩二コレクション
データ番号 Q05410-A02
題名 運定め - 男女の運 -
題名(ヨミ) ウンサダメ - ダンジョノウン -
時間 6分13秒
話者 :[1893年生]
収録年月日 1971-10-01
収録地 島根県能義郡広瀬町
収録者 稲田浩二
笠井典子
OWC AB42
日本昔話タイプ 【IT147;運定め-男女の福分】
話形分類 CA. 産神問答;ME. 運定め話
概要 「むかし あーときにね」
女房が産をするようになって男が旅をする。塞の神さんの所へ泊めてもらってると、今日はお産があったと色々な神さんが通る。塞の神にその運を話す。男の子は小刀一丁で一生暮すような運命、女の子は塩と沢山の食物を持った暮しの運命、男の子はだんなの子。その運をきいて女の子をもらう。その娘がそばだんごを作って男衆に食べさせる。そんなもの食えるかと足げにして碗をかやしてしまう。そば倉の神さんがこんな所におれないと、金倉、米倉の神さん達にいう。他の神さん達もみんな去ってゆく。その家は困窮する。娘も出ていかなくてはならない。(蛙の?)蛇をはらってやって婆の帽子ときれえな娘の帽子をもらう。大きな家に婆の帽子をかむって使ってもらう。寝る時はきれえな娘の帽子をかむっている。そこの若旦那が見染める。