| データ番号 | Q05410-A01 |
|---|---|
| 題名 | 運定め - ガワコと産神 - |
| 題名(ヨミ) | ウンサダメ - ガワコトウブガミ - |
| 時間 | 7分23秒 |
| 話者 | :[1893年生] |
| 収録年月日 | 1971-10-01 |
| 収録地 | 島根県能義郡広瀬町 |
| 収録者 | 稲田浩二 笠井典子 |
| OWC | AB42 |
| 日本昔話タイプ | 変形【IT150;運定め-水の神】 |
| 話形分類 | TA. 産神問答・水の神型 |
| 概要 | 「とんと昔ありましたげな」 間におじいちゃんの助けがあるがその後つづく。 奥さんはもうすぐ子が産れるのだが、父親の方は旅に出なくてはならない。暗くなってきたので塞の神さんの所で泊めてもらう。シャクシの神が塞の神を誘いに来る。塞の神はうちは客があるから産気づいてるのを軽く産れるよう助けてやってくれという。様々なものに皆神さんがある。お産にはその色々な神さんが大勢集まってくる。杓子の神さんえらく遅かったね。あすこの奥さんは元気な時いつもかぶりついたので恐ろしくてなかなか来れなかった。臼の神さんも遅かったね。いつも蹴ちらかされたので遅くなった。だから、いつもすべてのものを大切にせねばならない。お産も終って神さんが帰ってくる。その子の寿命を問えば、14、5の時にかわごにとられる。よく聞いていると 塞の神のところへ泊っていた父親の子である。その年によく注意していて、出させないでいると かわこが神さんにあれは私にくれるという、運命のものなにと言うが、その刻をすぎていたのでその子は助かった。 |