日本昔話資料:稲田浩二コレクション
データ番号 Q05408-A03
題名 とり付くひっ付く
題名(ヨミ) トリツクヒッツク
時間 2分21秒
話者 :[1893年生]
収録年月日 1971-10-01
収録地 島根県能義郡広瀬町
収録者 稲田浩二
笠井典子
OWC AB42
日本昔話タイプ 【IT104;とり付くひっ付く】
話形分類 TA. 取付く引付く;ME. 取付く引付く
概要 「とんとの昔があった・・・・・昔こっぽり」
昔、おじいさんとおばあさんがいた。おじいさんは山へ木こりに行き、おばあさんはあとから団子をさげていった。すると、あとから「取りつかぁか ひっつかあか」という者がいた。相談して帰りには「取りつかば取りつけ、ひっつかばひっつけ」と言った。すると、松やにがいっぱいついた。家に帰って火であぶると金がじゃらじゃらと出た。となりの婆さんがわけをきいて同じようにしたところ、火であぶったら焼け死んでしまった。人まねはするものでない。