日本昔話資料:稲田浩二コレクション
データ番号 Q05406-A01
題名 種の藤助
題名(ヨミ) タネノトウスケ
時間 6分50秒
収録年月日 1971-08
収録地 鳥取県東伯郡東伯町
収録者 稲田浩二
OWC AB41
日本昔話タイプ 複合【IT289;鍛冶屋の婆】. 【IT225C;狐女房-田植え型】
概要 「むかし種の藤助・・・・・昔こっぽり」
種の藤助という元気な若者がいる。狼が苦しんでいる所へ出くわす。のどにものがひっかかっている。それを助ける。美しい女房が尋ねてくる。その家で嫁となって、一緒に暮すようになる。東の方からきた法印がとうのたった狼にわるさをする。御祈祷を終えて帰るが途中で暗くなる。遠くの方から、騒がしくなって近づいてくる。法印は木に登ってみているとその木に次々と登ってくる。法印は上へ上へあがっていく。あと一人で法印を引きずりおろせる。種の藤助のを呼べばよい、法印は刀で切りつける。法印が藤助のところへきて、女房が狼である事がばれる。女房は出てゆくが、田植えは心配するなという。-種が藤助の田は穂が出ず ズンベラボー 稲刈りの頃になると歌の通り、穂が出ない。藤助は時分であるので稲刈りをする。干した稲から、稲穂が出来る。いつもより豊作となる。