| データ番号 | Q05402-A07 |
|---|---|
| 題名 | 嫁が見たら蝶々になれ |
| 題名(ヨミ) | ヨメガミタラチョウチョウニナレ |
| 時間 | 2分51秒 |
| 話者 | :1900年生 |
| 収録年月日 | 1971-08-04 |
| 収録地 | 愛媛県八幡浜市 |
| 収録者 | 稲田浩二 |
| OWC | AB48 |
| 日本昔話タイプ | 【IT899;嫁が見たら蛙に】 |
| 話形分類 | TA. 牡丹餅は蛙;ME. 人が見たら蛙になれ |
| 概要 | 「嫁さんと・・・・・わらわしよる。はい。」 嫁と姑は仲が悪かった。姑はおいしいものは嫁のいない時に食べる。ある時近所から ぼた餅を盆にいっぱいもらった。しかし、姑は用事で出なければならないので嫁にみつからぬように壺に入れ、「ぼた餅よ、わしがみた時はぼた餅になっとれよ、嫁がみたら蝶々になっとれよ。」といった。嫁はそれをきいていたが、あけてたべてしまい、蝶々をかわりに入れておいた。姑が帰ってきて ふたをあけると、蝶がとびでた。「嫁じゃない、わしじゃが。」といった。嫁はこれをみて「蝶々よとぶなよ 蝶々よとぶなよ、なたねがおちるぞ なたねがおちるぞ、はらよいよいよい」といって腹をかかえた。 |