データ番号 | Q05397-A01 |
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題名 | 小豆とぎ |
題名(ヨミ) | アズキトギ |
時間 | 2分14秒 |
話者 | |
収録年月日 | 1972-03-27 |
収録地 | 新潟県長岡市 |
収録者 | 稲田浩二 笠井典子 |
OWC | AB25 |
日本昔話タイプ | *伝説 |
話形分類 | |
概要 | 「昔ある所に・・・さけちゃった。・・・・・イチがポーンとさけた。」 昔ある所に古い寺があった。夕方になるとサクサクとあずきをとぐ音がした。化け物をやっつけようと村の若い者が集まって寺へ行った。サクサクと音がし、その内ズドーンと大きな音がしたのでみにいくと、おひつの中にあずきのいっぱいついたぼたもちがいっぱい入っていた。若者たちはよろこんでみな食べた。こんなよい化け物ならまた来ようといった。これからまた別の夜、音がしたのでいくとなすづけと熱いやかんがおちてきた。今日はぼたもちはないな、というと、岩の中から大きな声で「おらがたべたで、ぼたもちはない、なすづけでお茶でものんで去ね」といった。 |