日本昔話資料:稲田浩二コレクション
データ番号 Q05394-A02
題名 夢の蜂
題名(ヨミ) ユメノハチ
時間 10分34秒
収録年月日 1972-03-28
収録地 新潟県中蒲原郡村松町
収録者 稲田浩二
笠井典子
OWC AB25
日本昔話タイプ 【IT254;夢と蜂】
話形分類 TA. 夢買長者;CA. 天福地福;ME. 夢の蜂
概要 「ある所にね・・・・・ざっと昔おわりました。」
仲良しの友達が出かける。昼休みをして、昼寝する。片方はよく寝るがもう1人の方は全く眠れない。ウウーンと起きた時、鼻から蜂が出てゆく夢を見たという。その夢を買う。妻に実家から借りてこさせて買う。夢というのは大阪一番の長者、前庭とあと庭の間の松の南天の下に金壺がある。それを掘らせてくれと事情を話す。明日掘らせてくれ。長者の方は人に掘らせるくらいならとその晩人足三人も雇って掘ってみたところが、大きな音がしただけの空壺だった。あくる日その男が掘ってみると前の晩に長者が水を一杯はって埋めたそのままであった。わずかな金を支払って 帰る途中、八卦みに見てもらうと短気を起こしてはならない。三つの災難がある。川に出る。
(抜け) 三つの災難抜け、家に帰ってみると家中金だらけ、奥さんに聞いてみるとある晩12時に突然天井から降ってきた。