日本昔話資料:稲田浩二コレクション
データ番号 Q05392-A03
題名 姥捨て山 - 枝折・難題型 -
題名(ヨミ) ウバステヤマ - エダオリ・ナンダイガタ -
時間 2分
話者 :1902年生
収録地 長野県下水内郡栄村
収録者 稲田浩二
笠井典子
OWC AB30
日本昔話タイプ 【IT410A;姥捨て山-難題型 】
話形分類 TA. 親棄山;ME. 姥棄山
概要 60になると年寄を山へ捨てねばならなかった。婆をしょって息子が山へ行く。婆は道々柴の頭をむしる。息子が帰ろうとすると、道々柴がむしってあるから、道を間違えるなと教える。息子は、夜母を迎えにゆき、家の床下を掘ってそこへかくまう。殿様がその村に蛇縄をなって来いとふれが出される。縄を固くなってはじから焼けと婆が教える。殿様がその知恵に感心して訳をきき、婆達も60になっても捨てなくてよいという風になった。