| データ番号 | Q05392-A02 |
|---|---|
| 題名 | 猿婿入り - 畑打ち・里帰り型 - |
| 題名(ヨミ) | サルムコイリ - ハタウチ・サトガエリガタ - |
| 時間 | 6分26秒 |
| 話者 | :1902年生 |
| 収録年月日 | |
| 収録地 | 長野県下水内郡栄村 |
| 収録者 | 稲田浩二 笠井典子 |
| OWC | AB30 |
| 日本昔話タイプ | 【IT210B;猿婿入り-里帰り型】 |
| 話形分類 | TA. 猿聟入;ME. 猿聟入 |
| 概要 | 「むかしあったと、・・・・・それだけ。」 お爺さんと7人の娘がいた。お爺さんが山へ畑をないに行く。急に腹病みし苦しくて畑が出来ない。畑をしてくれたら7人の娘のうち好きなのをやるとつぶやくと、猿が急に現れる。猿は爺を帰らせて、一所懸命畑をしてくれる。娘に言うと3番目の娘が承諾する。猿が迎えに来て、娘も一緒にゆく。里帰りをする段にお爺さんは餅が好きだと云うので猿は餅をついてくれる。何に入れる。重箱か重箱くさくていやって、お鉢に入れるか お鉢くさくていやって、メンパに入れるかメンパくさくていやって、じゃ臼に入れて持ってこ、臼を猿がしょって行く、途中に桜の花が立派に咲いている。あの花が欲しい。臼をおろそうとすると土くさくなっていやだ。木に登る。この枝がまちっと上一番上までやる。枝が折れて、川に落ちて流れる。猿どっくりゃ流れた後に残るひめ恋し、恋し。親孝行したと言って帰っていく。 |