日本昔話資料:稲田浩二コレクション
データ番号 Q05391-A05
題名 瓜姫
題名(ヨミ) ウリヒメ
時間 3分11秒
話者 :1902年生
収録年月日
収録地 長野県下水内郡栄村
収録者 稲田浩二
笠井典子
OWC AB30
日本昔話タイプ 【IT128;瓜姫】
話形分類 TA. 瓜子織姫;ME. 瓜子姫子
概要 「むかしあったと、・・・・・。」
お婆さんが川へゆくと瓜がながれてくる。家に戻って食べようと切ると、中から、子供が出てくる。瓜姫と名付ける。子供がないので大事に育てる。成長して 機を織っているとあまんじゃくが遊びにゆこうと誘いにくる。瓜姫を誘い出して、自分のボロの着物と瓜姫のきれいな着物をとりかえて、裏の木に縛りつける。あまんじゃくは瓜姫になりすまし機を織っている。山から爺と婆が帰ってきてあくる日共に山へゆく事になる。あまんじゃくの瓜姫を馬に乗せて出掛けると裏から、瓜姫の乗り鞍にあまんじゃくがぶちのった 変な歌と思いながらゆくと、また 聞こえる。不思議に思って ‘大天井’をみると木に瓜姫がゆわえつけられている。それで着物をとり替えて、お爺さんとお婆さんと三人で幸せに暮した。