日本昔話資料:稲田浩二コレクション
データ番号 Q05386-A05
題名 狐女房
題名(ヨミ) キツネニョウボウ
時間 6分22秒
話者
収録年月日 1971-09-25
収録地 宮城県伊具郡丸森町
収録者 稲田浩二
OWC AB14
日本昔話タイプ 【IT225B;狐女房-聞き耳型】
話形分類 TA. 狐女房・聴耳型
概要 「ざっと昔・・・・・何でもわかる」
昔、けものが多くなったので狐狩りをした時、安部保名という侍が一匹の狐を袴の中に隠して助けた。その狐は恩に感じて人間に化け、保名の女房になった。男の子が生まれ、3才になったが、授乳の時ねていたはずの子供につい正体をみられてしまった。子供がないたのでしかたなく信太森に帰った。保名が帰るとかきおきがあり、これまでの事と、子供が乳をほしがったら信太の森に来るようにかいてあった。信太森に行って呼ぶと人間の姿で出てきて宝珠をわたした。子供は安部晴明という導師になった。宝珠のおかげで何でもわかるのである。