日本昔話資料:稲田浩二コレクション
データ番号 Q05380-A02
題名 桃太郎
題名(ヨミ) モモタロウ
時間 7分28秒
話者 :1898[1901]年生
収録年月日 1971-12-29
収録地 岩手県遠野市
収録者 稲田浩二
OWC AB13
日本昔話タイプ 【IT127;桃太郎】
話形分類 TA. 桃の子太郎;ME. 桃太郎
概要 「あのなあ、昔あったどもな・・・・・ドンドハレ」
昔、爺と婆がいて、爺は山へ芝かりに、婆は川へ洗い物に行った。すると、桃がツンブラカンブラと流れてきた。婆は家へもって帰った。爺と食べようと、包丁をいれた所、太い男の子が生まれた。桃から生まれたので桃太郎と名づけ育てた。大きくなって、鬼が島に鬼の征伐に行きたいというので団子をもたせてやった。行く途中、犬の子が出てきた。どこに行くときくので鬼が島に鬼の征伐に、と答える。せおったものはときくので日本一のきび団子だ、といった。一つ下さい、いっしょに行くからというのでやってつれていった。続いてサル、キジ、が同じようについてきた。協力して鬼を退治し、宝物をもって帰り、爺と婆をよろこばせた。