| データ番号 | Q05360-A03 |
|---|---|
| 題名 | かちかち山 - 仇討ち型 - |
| 題名(ヨミ) | カチカチヤマ - アダウチガタ - |
| 時間 | 7分35秒 |
| 話者 | :1886年生 |
| 収録年月日 | 1967-07-30 |
| 収録地 | 岡山県真庭郡八束村 |
| 収録者 | 稲田浩二 立石憲利 |
| OWC | AB43 |
| 日本昔話タイプ | 【IT531;かちかち山 】 |
| 話形分類 | TA. 勝々山;ME. かちかち山 |
| 概要 | 昔ある所にじいさんとばあさんがいた。いい大根ができたのでよろこんだが、畑が荒らされた。わなをかけておくと、狸がかかった。あまだにぶら下げておくと、おばあさんが米つきをしている時になわをほどいて下さいとたのむ。かわいそうに思ってほどいてやると、おばあさんをうすの中でつき殺してしまい、婆汁をにておばあさんに化けた。おじいさんが帰ってくると、婆汁を狸汁だといってくわせた。うまいというと古狸にかえり、「じいや やれほい、ばば汁くうた」とはやして逃げた。じいさんはくやしくて悲しくてないていると、兎がやってきて、わけをきいて、仇をとろうという。兎は狸の所へいって、たきものひろいにさそう。柴をたくさんひろって、狸が先に兎があとについておりた。兎はうしろで火うち石をかちかちとならすと、狸は何だときく。ここはかちかち山だという。納得したが、火がついてぼうぼうともえだす。兎はたすけてやらず、狸の背中は丸焼けになった。兎はみまいにいって薬をこしらえてやるといって、からごしょうとみそを一升すりまぜてつけてやった。狸は痛がったががまんしろ、とだました。兎はこんどは木の舟と土の舟をつくり、川遊びにいこうと誘った。そして兎は木の舟に、狸は土の舟にのって沖にこぎだした。兎は舟のヘリをたたいて「木舟ドンドン」というと狸もまねをして「土舟ドンドン」とたたいた。すると土舟は水をふくんでこわれてしずんだ。狸はたすけてくれといったが、兎は「婆の仇だ」とかいでたたいて沈め、ついに仇をとった。 |