| データ番号 | Q05357-A03 |
|---|---|
| 題名 | オケキルミとカンナカムイの娘 |
| 題名(ヨミ) | オケキルミトカンナカムイノムスメ |
| 時間 | 2分47秒 |
| 話者 | :1898年生 |
| 収録年月日 | 1970-11-25 |
| 収録地 | 北海道芦別市 |
| 収録者 | 稲田浩二 笠井典子 |
| OWC | AB11 |
| 日本昔話タイプ | *アイヌ資料 |
| 話形分類 | |
| 概要 | オケキルミに好きで仕方ないから、カンナカムイ、ある時オケキルミが、あるカンドトルワどこかの沼に集って酒盛りしてるとこいってさ、今度は隠れてきいていて、あるきれいな女、シンダオワランして、それその人に好きでどうもならないから、今度はうちへ帰って、エムイメて寝てね、もう、どうもならないから、そしたら、も一回、ごはんも食べないで寝ていてさ、そして今度、その人今度、カンナカムイの探しに行って、やっと見つけたら、カンナカムイのお父さんがね、俺の娘そんなに欲しかったらお前はアイヌを指導しなければならない人なのに、わしの娘もって天に行ったら、アイヌは何にもわからないから、これから1日、臼から何からウオサあるでしょ。アットゥシ織るヨウオサやら全部1日作ってそして娘はイカラカラムみんな全部作って、一日作って、それ馬へしょって降りてアイヌに教えて、そしてなかったらきたら娘やるんだ」いうて。そして、一晩、ユーカラとオイナでも何でもみんな言って、ユーカラもオイナも全部そのシノッチャも教えて、ウポポも何でも教えてくれば俺の娘やるからて、そう云われて1日こしらえたもの持って降りて、そして、アイヌに教えてから登ってカンナカムイの娘持ったっていう、オケキルミっていうんだね。そういう風なアイヌのお話。 |