データ番号 | Q05346-A03 |
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題名 | お坊さんの糀味噌 |
題名(ヨミ) | オボウサンノコウジミソ |
時間 | 4分40秒 |
話者 | :1899年生 |
収録年月日 | 1976-05-28 |
収録地 | 大阪府大阪市北区 |
収録者 | 稲田浩二 笠井典子 |
OWC | AB37 |
日本昔話タイプ | *伝説 |
話形分類 | |
概要 | 江戸の街道筋に一軒のあばら屋がある。わらじやぞうりを売って細々と暮している夫婦がある。そこに坊さんが一夜の宿を頼む。何もないのでこ米のかゆに菜っ葉の雑炊をしてもてなす。朝坊さんは、台所のぬかみその樽とかまどにむかってお祈りをする。その坊さんが帰った後、とってもよいにおいがするので行ってみるとぬかみそは素晴らしい糀みそになっていた。あんまりおいしいので方々へわけてやると、求めて来るようになる。全部なくなるが明の朝になると 又、一杯になっている、それで金持ちになる、そのお礼に寺を建てようと西国で材木を求めるが岸て皆沈んでしまう。坊さんが現れ再度もとめるように云われるが、又、沈む。元の貧乏人にもどればよいからと思うと材木が岸に舟より大きい海がめで全部あがってきて寺は建った。 |