日本昔話資料:稲田浩二コレクション
データ番号 Q05345-A02
題名 殿様と娘の歌詠み
題名(ヨミ) トノサマトムスメノウタヨミ
時間 1分4秒
収録地 高知県香美郡香我美町
収録者 稲田浩二
笠井典子
OWC AB49
日本昔話タイプ 変形【IT235B;歌婿入り-付け句型】
話形分類 TA. 皿々山;CA. 殿様と小僧;ME. 皿々山
概要 殿様が(馬で)行くと川端で小娘が洗濯をしていた。殿様が、「川の端なる小娘は、うち来る波の数を知ったか」というと、小娘は「馬に乗ったる小娘[殿様]は天なる星の数を知ったか」と返したので、殿様は気に入って、宿へ来るようにいった。娘はしたくをして家を出るとき母に「ゆうてもろうてかかさんに、行くぞうれしや伯耆の国」といった。娘は宿に行ってから直接殿様の妃になった。