| データ番号 | Q05345-A01 |
|---|---|
| 題名 | 食わず女房 |
| 題名(ヨミ) | クワズニョウボウ |
| 時間 | 2分36秒 |
| 話者 | :[1911年生] |
| 収録地 | 高知県香美郡香我美町 |
| 収録者 | 稲田浩二 笠井典子 |
| OWC | AB49 |
| 日本昔話タイプ | 【IT356A;食わず女房-蛇女房型】 |
| 話形分類 | TA. 食わず女房 |
| 概要 | 昔ある所に少ししか餅を食わないでよく働く嫁を求めているお婆さんがいた。その通りの嫁が紹介によって来て、喜んでいた。休みをとって実家に帰りたいというので快く許し、実家はどこだ、とたずねると、どんどん山奥に入っていく。そこには大きな池があり、嫁は蛇になっておそってきた。お婆さんはよもぎとしょうぶの中にかくれた。蛇はよもぎとしょうぶに手が出ず、逃げていった。お婆さんは喜んでそれをもって帰り、屋根に置いた。以後、五月の節句によもぎとしょうぶをかざるようになった。 |