日本昔話資料:稲田浩二コレクション
データ番号 Q05344-A06
題名 猿の生き肝
題名(ヨミ) サルノイキギモ
時間 3分44秒
話者 :1903年生
収録地 新潟県長岡市
収録者 稲田浩二
OWC AB25
日本昔話タイプ 【IT577;猿の生き肝】
話形分類 TA. 猿の生肝;ME. 海月骨なし
概要 昔、竜宮の乙姫が病気になった。医者が見てもわからない。占い師にみてもらうと猿の生肝をたべるとよいという。くらげに使いを命じてくらげに行ってとってこいと命じた。くらげが丘にくると、松の木に猿がいた。くらげは猿にいい所へつれていってやるといった。猿はよろこんでついてゆき、竜宮の前までくるとくらげは「おまえはバカだ。生き肝をもらいにきたのだ」といった。猿はそれをきいて、自分は松の木にキモを干してきたままだ、といった。くらげはしかたなく戻ると、猿は木に登り、にげた。くらげは罰として骨ぬきにされた。