| データ番号 | Q05343-A03 |
|---|---|
| 題名 | 見るなのひきだし |
| 題名(ヨミ) | ミルナノヒキダシ |
| 時間 | 4分13秒 |
| 話者 | :1903年生 |
| 収録年月日 | |
| 収録地 | 新潟県長岡市 |
| 収録者 | 稲田浩二 |
| OWC | AB25 |
| 日本昔話タイプ | 【IT86;鴬の浄土】 |
| 話形分類 | TA. 見るなの座敷;ME. 見るなの座敷 |
| 概要 | 「あったてんがのぉ・・・・・それへジャボンとさけた」 昔ある所に木びきがいた。ある日仕事をしているうちに日がくれた。帰る途中、道ばたに大きな家がある。そこに宿をかりようとすると大きな娘がでてきて承知した。ごちそうしてもらって二~三日とまった。娘はこれからかいものにいくが、たんすの四番目のひきだしだけはみるな、という。木びきは一番上のひきだしをあけると田うちのけしきが入っていた。二番目には苗代、三番目には田うえのけしきが入っていた。見るなといわれた四番目をみると稲穂がきれいに実っていたけしきだった。娘は見るな、といったのにと、うぐいすになって去った。木びきが気づくと家もなく、木株にこしかけていただけたった。 |