日本昔話資料:稲田浩二コレクション
データ番号 Q05343-A02
題名 藁と炭と豆
題名(ヨミ) ワラトスミトマメ
時間 2分48秒
話者 :1903年生
収録年月日
収録地 新潟県長岡市
収録者 稲田浩二
OWC AB25
日本昔話タイプ 【IT573;豆と炭と藁の旅】
話形分類 TA. 豆と炭と藁;ME. 藁しべ長者
概要 昔ある所にわらと炭と豆があった。三人で京参り旅の最中、川にであった。わらが橋のかわりになって、炭がわたると、川風にあたって火がおこり、わらがもえおちた。炭とわらがいっしょに川におちる姿があまりおかしいので、豆が大口あけてわらった。すると豆の腹がやぶれた。豆はいたくてないていると、富山の薬売りがきて、きのどくに思い、針と黒いぬい糸でぬった。それで治ったが、そのなごりが今も豆の腹にある。