| データ番号 | Q05333-A01 |
|---|---|
| 題名 | 瓜姫 |
| 題名(ヨミ) | ウリヒメ |
| 時間 | 5分17秒 |
| 話者 | :1910年生 |
| 収録地 | 岡山県阿哲郡神郷町 |
| 収録者 | 稲田浩二 |
| OWC | AB43 |
| 日本昔話タイプ | 【IT127;桃太郎】 |
| 話形分類 | TA. 瓜子織姫;ME. 瓜子姫子 |
| 概要 | 昔、おじいさんが山へ木こりに、おばあさんが川へ洗濯に行った。川上から瓜が流れてきた。もって帰って二人で切ると中から美しい女の子がでてきた。子のいない夫婦は娘を育てた。娘ははたおりがうまく、いつも織っていた。隣にはあまんじゃくといって根性の悪い若者がいた。ある日、娘が一人で留守番をすることになり、おじいさんとおばさんはうちをあけるんじゃない、用心するようにいいつけておいた。あまのじゃくは瓜姫をさそいにきた。あまりしつこいので瓜姫はとうとう外に出た。川に来たときにあまのじゃくは瓜姫にだきついてわしのいうことをきけ、といったが、瓜姫はいうことをきかない。あまのじゃくは瓜姫を股裂きにし、血だらけの足をかやの中とそば畑の中に放った。だから今でもかやとそばの根は赤い。 |