| データ番号 | Q05332-A05 |
|---|---|
| 題名 | 天狗のみの |
| 題名(ヨミ) | テングノミノ |
| 時間 | 2分57秒 |
| 話者 | :1893年生 |
| 収録年月日 | |
| 収録地 | 山口県大津郡油谷町 |
| 収録者 | 稲田浩二 |
| OWC | AB45 |
| 日本昔話タイプ | 【IT662;宝物交換】 |
| 話形分類 | TA. 何が怖い;CA. 隠れ蓑笠;ME. 何が一番怖い, 隠れ簔笠 |
| 概要 | 昔、吉五が天狗はおれがみえるとはだれだろうと思った。吉五はこの火吹き竹からみるとみえると答えた。そこでその竹と天の羽衣を交換した。ところが天狗がその竹でみても何も見えない。吉五は天の羽衣をきて姿が消えている。天狗はもとにもどしてくれとたのむ。天狗が吉五に何が一番きらいかときくとあんぴん餅(はぶたえ餅)だと答える。天狗の方はだらの木である。天狗はだまされた事にはらをたて、あんぴん餅をくれてやろうと思った。すると先に吉五がだらの木を天狗にいっぱいよこした。天狗はかたきに、とあんぴん餅をいっぱいよこした。吉五は皆でそれをたべた。 |