| データ番号 | Q05332-A01 |
|---|---|
| 題名 | えび・たこ・ふぐと烏の昔話 |
| 題名(ヨミ) | エビ・タコ・フグトカラスノムカシバナシ |
| 時間 | 3分20秒 |
| 話者 | :1889年生 |
| 収録年月日 | |
| 収録地 | 鳥取県東伯郡東伯町 |
| 収録者 | 稲田浩二 |
| OWC | AB41 |
| 日本昔話タイプ | 【IT578;魚の芸】 |
| 話形分類 | |
| 概要 | 昔、暑い夏、えびやたこやふぐが浜山の松の木の下ですずんでいると、烏がとってくおうという。たすけてくれと皆がいうと、からすは何か芸をしろ、という。そこでたこが足を松にひっかけうたいながらくるりと返って芸をした。えびもうたいながらはねて芸をした。ふぐは芸がないので「わしのようなるおたふくものにな、芸をせよとはどう欲な な」とうたった。烏がふぐも人ごろしをするだろう、というと、料理のしようで人は殺さん、と答えた。烏は「我おった。我おった」といいながらにげた。えびもたこもふぐもこりて海の中に帰った。 |