| データ番号 | Q05328-A03 |
|---|---|
| 題名 | かちかち山 |
| 題名(ヨミ) | カチカチヤマ |
| 時間 | 9分40秒 |
| 話者 | :[1894年生] |
| 収録年月日 | 1978-10-01 |
| 収録地 | 高知県幡多郡佐賀町 |
| 収録者 | 稲田浩二 笠井典子 |
| OWC | AB49 |
| 日本昔話タイプ | 【IT531;かちかち山 】 |
| 話形分類 | TA. 勝々山;ME. かちかち山 |
| 概要 | おじいさんが畑作りをする。いもをいくら植えても狸が掘っていってしまう。狸を捕らえようとはんご(わな)をかける。ある日そのはんごに狸がかかっている。持ち帰り、お婆さんに狸汁をしておけという。お婆さんがダイガラで木を踏んでいると狸がしてやるから縄をほどくよう頼む。婆が臼をまわしているとうんと狸が踏み込んで殺してしまう。爺が戻って汁を食べさす。「爺は婆食うたべ縁の下の骨を見ろ」と云って狸は逃げる。爺はくやしがって狸をつかまえようと様々な罠をかける。しばらくして罠にかかっている。云うことをきかせて柴刈りに連れてゆく。柴をどっさり背負わせる。カチカチ火打ち石で火をつけるカチカチ山という。ボウボウと燃える。ボウボウ山という。それで狸を焼き殺す。これで婆の仇討ち。 |