日本昔話資料:稲田浩二コレクション
データ番号 Q05327-A06
題名 猿婿入り - 猿と娘 -
題名(ヨミ) サルムコイリ - サルトムスメ -
時間 3分27秒
話者 :[1911年生]
収録年月日 1978-09-30
収録地 高知県香美郡香我美町
収録者 稲田浩二
笠井典子
OWC AB49
日本昔話タイプ 【IT210A;猿婿入り-嫁入り型】
話形分類 TA. 猿聟入;ME. 猿聟入
概要 きれいな三人の娘が住んでいた。山の猿が田を荒して仕様がない。田の水も引けない。おやじさんが猿に娘を一人やるから、田を荒らさないでくれと頼む。それからは荒らさなくなった。末娘が猿の嫁にゆく事を承知する。水はんどとかんざしを頼んで嫁にゆく事になる。猿が水はんどを負って上にかんざしをさしてゆく。山の奥の池にかんざしを落とす。猿ははんどを背負ったまま池に拾いにゆく。その間に娘は逃げ帰る。