日本昔話資料:稲田浩二コレクション
データ番号 Q05326-A03
題名 舌切り雀
題名(ヨミ) シタキリスズメ
時間 6分42秒
話者 :1906年生
収録年月日 1964-08
収録地 岡山県阿哲郡神郷町
収録者 稲田浩二
秋岡泰子
OWC AB43
日本昔話タイプ 【IT85;舌切り雀】
話形分類 TA. 舌切り雀;ME. 舌切雀
概要 お爺さんは山へ木を樵りにおばあさんはのりを煮て たらいへ入れて川へ洗濯にゆく、その間に雀がいっぱいきてのりをみななめてしまう。おばあさんが腹を立てて、はさみを投げると雀の舌が切れる。お爺さんにそれを云う。切れた雀の舌を持ってお爺さんは雀を訪ねてゆく。途中牛洗いに会う。牛洗いの汁を茶碗一杯飲んできく。馬洗いにきく、同様に汁を飲む。猫洗いにきく、同様に汁を飲む。犬洗いにきく同様。川の向うの竹薮を数えてもらう。舌切り雀の舌を継いでやる。供応をうける。みやげの小つづらをもらう。宝ものでいっぱいである。お婆さんも大つづらをもらいにゆく。途中で休むとふたがあいて、化物が出てお婆さんは驚いて死んでしまう。